会社概要
JT（日本たばこ産業株式会社）とは
JTは、前身の日本専売公社から1985年4月1日に業務を承継し、「日本たばこ産業株式会社法」に基づき設立された特殊会社です。同法では、全株式の3分の1以上を日本国政府（財務省）が保有することが義務付けられています。
また、「たばこ事業法」により、日本産の葉タバコの全量買取契約が義務付けられており、一方で国内における煙草製造の独占権が認められています。その結果、JTは国内唯一のたばこ製造業者として、日本のたばこ市場で約60%のシェアを誇っています。
現在は、たばこ事業に加え、医療機器、医科向け医薬品、加工食品、調味料の製造・販売も手掛けており、売上高の約87%がたばこ事業からの収益です（2018年実績、うち国内分は28%）。
業績ハイライト
3期比較 2022年12月期 → 2023年12月期 → 2024年12月期
売上高 2,657,832百万円 → 2,841,077百万円 → 3,149,759百万円
営業利益 653,575百万円 → 672,410百万円 → 323,461百万円
経常利益 593,450百万円 → 621,601百万円 → 233,766百万円
配当金
１株あたりの配当金 97円
所有株数 312株
受取配当金 30,264円
3月 28日 終値 4,199円
配当利回り 4.62％
ＰＥＲ 16.57倍
ＰＢＲ 1.98倍
感想
高利回りでお馴染みのJTですが、たばこ人口の減少が進む一方、海外での売上は着実に伸びています。株主優待制度は廃止されてしまいましたが、依然として配当利回りの高さは魅力的であり、長期保有にふさわしい銘柄だと感じています。今後も安定した収益が見込めることから、引き続き保有を続けていきたいと考えています。
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