概要
東海道リート投資法人は、静岡に本社を構える ヨシコン をメインスポンサーとする地域特化型REIT(不動産投資法人)です。
資産運用会社は 東海道リート・マネジメント株式会社。投資対象エリアを、ヨシコンの地盤である静岡を中心とした「東海道地域」としている点が大きな特徴です。
運用ガイドラインでは、ポートフォリオの地域別投資比率を以下のように設定しています。
- 静岡を核とする産業地域(静岡・愛知・三重):60%以上
- 上記に加え、東京・神奈川・岐阜・滋賀・京都・大阪などを含む 東海道地域等:90%以上
地域を絞った運用方針によって、地場産業・物流・オフィスなどの安定した賃貸ニーズを取り込んでいます。
2021年6月22日に東証へ上場。
みずほ証券が主幹事、投資主名簿管理はみずほ信託銀行、借入はみずほ銀行と静岡銀行がリードアレンジャーを務め、地元金融機関と結びつきが強い点も特徴です。
運用報告
第7期資産運用報告 自2025年2月1日 至2025年7月31日
営業収益 1,900百万円→ 2,009百万円→ 2,306百万円
営業利益 1,098百万円→ 1,093百万円→ 1,368百万円
経常利益 915百万円→ 929百万円→ 1,071百万円
当期純利益 914百万円→ 928百万円→ 1,070百万円
一口あたり分配金 3,284円→ 3,335円→ 3,380円
運用資産29物件を保有しています。
総賃貸可能面積は387,723.00㎡、総賃貸面積は386,160.14㎡、稼働率は99.6%になっています。
産業地域に根差した以下のスポンサーに支えられています。ヨシコン、木内建設、日本国土開発、鈴与、清和海運、静岡ガス、静岡不動産。
分配金
第7期の一口あたり分配金は3,380円でした。
今後の分配金予想は、
- 次期(第9期):3,311円
- 翌期(第10期):3,200円
となっています。
現在の基準価格(2025年10月28日時点)115,800円をもとにすると、分配金利回りは**約5.62%**となり、非常に高水準の利回りです。
REITはもともと高い利回りが魅力ですが、東海道リート投資法人は私の住む「東海道地域」を基盤としていることもあり、特に注目しています。
今後もこのリートを応援していきたいと思います!


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