会社概要
住友商事は、東京都千代田区に本社を置く総合商社で、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅と並ぶ「五大商社」の一角を担っています。住友グループの一員として長い歴史を誇り、エネルギー、金属、輸送・物流、生活関連製品、不動産など、多岐にわたる事業を国内外で展開。グローバルなネットワークと多角的な事業ポートフォリオにより、日本経済を支える存在として高い評価を得ています。
業績ハイライト
項目 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 |
---|---|---|---|
売上高 | 6,817,872百万円 | 6,910,302百万円 | 7,292,084百万円 |
営業利益 | 433,065百万円 | 354,203百万円 | 392,879百万円 |
経常利益 | 722,918百万円 | 527,646百万円 | 695,567百万円 |
2023年3月期は大幅な増収増益となり、売上高は前年比で1兆3,000億円超の増加となりました。ただし、2024年3月期は増収ながら利益は減少傾向に。これは資源価格や為替といった外部環境の影響を大きく受ける商社業界の特性とも言えます。
それでも、2025年3月期は再び回復基調にあり、堅実な成長を維持している点は住友商事の底力を感じさせます。
配当金
配当金 6月 23日 入金
コード 8053
住友商事株式会社
第157期期末配当金
所有株式数 20株
1株あたりの配当金 65.0円
配当金額 1,300円
7月15日 終値 3,687円
配当利回り 3.80%
PER 7.83倍
PBR 0.96倍
※配当利回りが3.8%と安定しており、PBRが1倍を下回っている点からも、現時点の株価は割安と評価される可能性があります。将来の成長や業績回復を期待する投資家にとっては、魅力的な投資先といえるでしょう。
感想
私は2022年頃に住友商事の株式を購入しましたが、以降の株価は堅調に推移し、現在は購入価格の2倍以上にまで成長しています。とくに毎年安定して配当金を受け取れる点は、長期保有のモチベーションになっています。
派手さはないものの、PERやPBRといったバリュエーション指標も堅実で、保守的な投資スタイルの方にとっては非常に魅力的な銘柄だと感じています。
総合商社株は、資源価格や為替の変動による影響を受けやすいというリスクもありますが、住友商事のように事業が分散されている企業は、その影響をある程度抑えることができます。こうした「リスク分散の効いた堅実経営」は、長期投資における安心材料のひとつです。
今後も安定した配当と業績を期待しつつ、引き続き保有を続けていきたいと思います。
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